有馬記念について考えてみた
いよいよ本日、有馬記念ですね。
今回は色々と考えた結果、どの馬に注目したのかを記したいと思います。
◎本命 キセキ
この馬と出会ったのは天皇賞・秋のときでした。当時はマカヒキに注目していたので、キセキは正直なところノーマークといったところ。
しかしながら、色々な人の予想を見ていると結構な人がキセキに印を打っていたのです。
ほう、それじゃちょっと注意して見てみるかということでレースを見ると、スタートからグングンと上がっていって、4コーナー曲がって直線に入るまでずーっと先頭を走っていくその姿に心をうたれました。
最終的には、レイデオロ・サングレーザーの二頭に抜かされてはしまいましたが、堂々の3着という結果に。
そして、迎えたジャパンカップ。このレースを機に完全にキセキのファンとなりました。
ジャパンカップでは終盤にかけて先頭でレースを引っ張り、最後の直線でアーモンドアイに交わされ2着となりましたが、最後の最後まで走り切るその姿、とても素晴らしかったです。
今回は秋4戦目であり、前走のジャパンカップではワールドレコードとなるタイムで駆け抜けていることから疲れを心配されていますが、厩舎コメントでは疲れは心配ないとのこと。
もちろん見えない疲れがある可能性もありますが、万全だった場合にはやはり1着となるだけの実力を持っていると思います。
まぁ、今回は枠が外枠ということで、そこが不安要素ではあるのですが...
今年の秋の外国人ジョッキーのG1連覇を止めるのは川田さん、あなたとキセキしかいないのです!
〇対抗 クリンチャー
海外遠征を終えたあとに臨む日本のレースがこの有馬記念。
万全の体制なのか?という不安もありますが、なぜ注目かといえばその枠です。
1枠2番という絶好のポジションと先行していく力のあるこの馬は、中山競馬場の傾向からいってもかなり有利にレースを運べるはず。
鞍上は今年のダービージョッキー・福永祐一。
こちらも外国人ジョッキーのG1連覇を止めることのできる日本人ジョッキーとして名乗りを上げることができるのではないかと思います。
▲ ミッキーロケット
ここまで日本人ジョッキーを連続してあげていたところ、ここでようやく外国人ジョッキーの登場です。
2018年ロンジンワールドベストジョッキーでRank 2となったO.マーフィージョッキー騎乗のミッキーロケットに注目。
この馬も先行力があり、また世界でNo.2のジョッキーが乗るということでかなり期待ができるのではないかと思います。
前走の天皇賞・秋では5着と、キセキや前走1着のレイデオロには負けはしましたが、この馬が持つポテンシャルを考えるとここで一発あってもおかしくないと思います。
ただ、ギリギリ外枠ではないといった感じで、内枠よりかは割引しないといけないかなというところ。
この馬がくるとかなり面白いということで▲です。
△ シュヴァルグラン
前走はジャパンカップ4着で惜しくも馬券内に入ることはできませんでしたが、この馬もワールドレコードとなるタイムで走ったことは間違いないです。
また、前走を機に馬に闘志が戻ったかのように調教ではかなり動きが良くなっているようです。
鞍上はH.ボウマンジョッキーで、こちらは世界 No.5のジョッキーです。
前走はボウマンジョッキーの騎乗停止処分の影響もあり、C.デムーロジョッキーが代打で騎乗しましたが、ここにきて本来のパートナーに戻ったシュヴァルグランはかなり期待ができますね。
しかし、ここもまた枠の問題が...
シュヴァルグランは残念なことに大外8枠15番という...
ここは割引ですね、致し方ない...
☆ モズカッチャン
内枠からもう一頭上げるとしたら、モズカッチャンということになります。
前走のエリザベス女王杯では発熱の影響があり、思うような調教ができていませんでしたが、レースでは3着という大健闘でした。
鞍上はM.デムーロジョッキーで、G1の舞台では無視することのできないジョッキーとなっています。
昨年のクイーンズリングのような活躍を期待したいところですね。
つまり、ルメデムに逆らうのか...?
ここまで注目の馬をあげてきましたが、結局最後まで名前のあがらなかった馬がいます。
そう、レイデオロです。
度々、レイデオロの名前は他の馬の紹介の中ではあがっていましたが、結局無印ということになっています。
今回の選考の対象外となった理由、それはレイデオロを倒せる馬はどれかということに焦点を置いて馬を選んだからです。
毎回のG1がルメールジョッキーの優勝で終わるのはそろそろいいのではないかと思い始めてきた私。
前回はM.デムーロジョッキーが勝利したのですが、そろそろルメールジョッキーのターンも終わる頃と見ています。
レイデオロは藤沢和雄厩舎の馬であり、藤沢師については、朝日杯FS(G1)で3着となったグランアレグリアや、阪神JF(G1)で4着になったシェーングランツ、チャレンジC(G3)で6着となったレイエンダと、最近はあまり調子がよくない印象があります。
ということで、今回は思い切って外してみるのも面白いかもしれません。
今回は常日頃から言われているルメデムに逆らうなを覆すようなレースになることを期待しています。
踊れるJAZZ-ゴーゴー・ペンギン
今回は今まで紹介してきたJAZZとは一味違うJAZZを紹介したいと思います。
踊れるJAZZとは一体どういうことなのでしょうか。
ゴーゴー・ペンギンについて
ゴーゴー・ペンギンは2009年にイギリスのマンチェスターで結成されたピアノ・トリオです。
2014年にイギリスの権威ある音楽賞マーキュリー・プライズに2作目のアルバム「V2.0」がノミネートされ、世界中から注目されるようになりました。
ゴーゴー・ペンギンの音楽の特徴はなんといっても、JAZZなんだけどどこかエレクトロニックなテイストがあるということです。
というのも、ピアニストのクリス・アイリングワースはクラッシックとともに、テクノやダブステップなどの音楽から影響を受けており、そこから生み出される音楽はまさに「踊れるJAZZ」といったところ。
これまでは”夜に聴きたくなるJAZZ”というテーマでJAZZを紹介してきましたが、このゴーゴー・ペンギンが生み出す音楽は踊れるJAZZ。
昼間からノリノリで聴くことができるJAZZとなっているのです。
オススメの曲
個人的にオススメなのは、2012年にリリースされたアルバム「FANFARES」に収録され、一曲目に選ばれている「Seven Sons of Bjon」です。
少し聞いただけで気分がノリノリになれます。
また、同アルバムの「FANFARE」も中々に興味深い曲だと思います。
1:38から音楽的に面白いですね。
また、2018年にリリースされたアルバム「A Humdrum Star」に収録されている「Transient State」もオススメです。
おわりに
いかがだったでしょうか。夜にしっとりとリラックスして聴くJAZZもよいですが、ノリノリな気分で聴くJAZZもよいものですね。
Amazon Music Unlimitedを利用されている方はゴーゴー・ペンギンの楽曲を聴くことができますのでこの機会にいかがでしょうか。
勝島王冠について考えてみる-回顧追記
今回の記事では、12月5日(水)に大井競馬場で開催される"勝島王冠"というレースについて考えてみたいと思います。
出展:http://www.tokyocitykeiba.com/race/grade_race/2018-12-05/
12月はおウマさんの季節
12月に入り、今年も残すところあとわずかといったところですね。この時期は師走といわれるように年末で色々とドタバタとした感じになりますね。
ところで、12月といえばおウマさんのレースの季節でもあるのですね。
年の暮れにある有馬記念は競馬を普段やることのない人でもよく聞くレースだと思います。
今年の有馬記念には、障害レースの覇者オジュウチョウサンが武豊騎手を鞍上に出走する予定で、その界隈では盛り上がりを見せています。
今年の有馬も面白そうだということで、有馬記念に勝つおウマさんは一体どのおウマさんなのかというのも気になるところです。
勝島王冠
このレースは有馬記念などが行われる中央競馬とは違い、地方で行われるレースで有馬記念との関連性は全くありませんが、有馬記念の練習を兼ねて気になるおウマさんをいくつか見つけていきたいと思います。
本命◎ モジアナフレイバー
なぜこのウマなのかというと、まずは7戦5勝という戦績です。距離適性もよさそうで、尚且つ斤量が53kgとかなり有利になっています。
他の有力馬に比べて背負う重さが軽いということは、前走で出遅れながらも見事に差し切ったこの馬にとって大きなプラスにはたらくように思います。
対抗○ ヒガシウィルウィン
南関東競馬の総大将といっても過言ではないこのウマ。前走こそ2着でしたが、中央競馬の強豪とやりあってきたこのウマの実力は確かなもの。
実力を発揮することができればかなり固いのではないかと思います。
対抗▲ リッカルド
前走は4着だったものの、普通に走れば強いので、ここでも無視することはできない存在ではあります。
前走のダメージがなければなぁとったところ。
対抗△ クリスタルシルバー
3歳ながら前走ではヒガシウィルウィンを撃破したウマ。ただし、斤量56kgに加えて、過去の戦歴を見ると今回の1800mより1600mあたりが適正距離なのではないかということでこの評価です。
今年の3歳のウマはアーモンドアイやルヴァンスレーヴなどかなり勢いがあります。ここでも一発見せてくれるのを期待しています。
対抗△ ディアドムス
昨年の覇者はこのウマ。最近は調子イマイチといったところですが、鞍上が御神本騎手に代わるということでそのあたりに期待。
天才ミカポンがんばれ!
結果
- モジアナフレイバー
- ヒガシウィルウィン
- リコーワルサー
以上のような結果に終わりました。
今回はやはり斤量の軽い3歳馬が3着までに来る感じで、ヒガシウィルウィンに関しては案外といったところ。
交流戦重賞を今後狙っていくならここはやはり勝つ必要があったのですが、うまくいかないものですね。
ちなみに、その他3頭はどうなったかというと、
- リッカルド 5着
- クリスタルシルバー 7着
- ディアドムス 10着
という結果でした。
6頭中2頭が3着までに来たということで、残念ながら予想はまだまだです。
モジアナフレイバー・ヒガシウィルウィン・リッカルド・クリスタルシルバー・リコーワルサーについて、年の暮れに大井競馬場で行われる東京大賞典に出走する予定となっています。
東京大賞典では、地方馬の他に中央からケイティブレイブ・ゴールドドリーム・オメガパフュームなど、豪華なメンバーが集結してダート馬NO.1をかけてレースが行われます。
これまた楽しみなレースですね。
時期が近づいてきたらまた記事にするかもしれません。
まずは有馬に向けてまた頭を悩ませたいと思います。
幻想的な音楽に心を惹かれて-ichika
最近、好き好んで聞いているJAZZとともに、世間の流行を追ってみようと思いインターネットで検索していたところ、心惹かれる音楽と出会ったのでここで紹介をば。
もう少し早く出会っていればなぁと思うような音楽がそこにはあったのです。
forn - ichika
このアルバムを最初に聞いた時は、思わず鳥肌がたちました。
というのも、まずはその世界観と音がなんともノスタルジックで幻想的なものなのです。
2016年からInstagramやTwitterなどにギター演奏動画を投稿し、美しい楽曲と華麗なテクニック、独創的なサウンドによって世界中の音楽ファンの注目を集めているギタリスト
とあるように、ichikaさんはギターやベースの演奏によってその音楽を作り上げています。
個人的にすごいと思うのは、エレキギターによって作り上げられるその音楽の美しさです。
エレキギターといえば、オーバードライブやディストーションをかけて歪ませたRockのイメージが強いような感じがしますが、ichikaさんのエレキギターの演奏はクリーンな音によるとても綺麗で奥深い音楽になっています。
まるでアコースティックギターかのような音ではありますが、これはこれでエレキギターでしか奏でることの難しい絶妙な音になっているのです。(マニアックな話ですみません)
fornのアルバムの中では、2曲目の"flowers"や3曲目の"a bell is not a bell"で特にその特徴的な音を楽しむことができると思います。
元々はピアノをやっていたというichikaさんですが、一番最初にハマったのはBill Evansとのこと。
Bill Evansですと?私が大好きなJAZZピアニストではないですか!!!
そう考えると、3曲目の"a bell is not a bell"というタイトルは、Bill Evansのアルバム"I Will Say Goodbye"の9曲目"A House Is Not a Home"から連想されたものなのかなと勝手に思ったりします。
ichikaのすごいところ
プロミュージシャンでもない私がここがすごい!というのもヘンな話ですが、まずはInstagramに投稿されているこの映像を見てもらうのがわかりやすいと思います。
普通、エレキギターを弾くときにはピックを使うのがスタンダードとなっています。ところが、映像を見てわかるように、ピックは一切使われていません。
また、弦を弾くだけではなく、右手と左手の両方で弦をタップすることで音を出していますね。
fornのアルバムを聞いたときは、なにこれすごい!と思ったわけですが、実際に演奏しているところを見ると、なにこれすごい...と改めて思いました(小並感)
アコースティックギターでこのような演奏をするアーティストといえば、押尾コータローがいますが、またそれとは違った音の感じや使い方ですね。
2人とも1人で演奏しているとは思えないほどに音がリッチで独特の世界観に浸ることができます。
ちなみに、押尾コータローのアルバムでオススメなのは"COLOR of LIFE"です。
ichikaと押尾コータローの両方を聞き比べるのもおもしろいですね。
是非チェックしてみてください。
FTC不忘園でコーヒー豆買ってきた
そろそろストックしていたコーヒー豆なくなるな~~ということで次のコーヒー豆を物色していたところ、ちょうど仙台に出向く用事があったのです。
これは、以前から気になっていたFTC不忘園のコーヒー豆を手に入れるチャンスなのでわ!?ということで仙台駅から地下鉄東西線に乗りこみ卸町駅へ。不忘園は卸町駅からちょっと歩いたところにあります。
卸町駅から降りてすぐのところにイオンが建つようでした。隙あらばイオン。
卸町駅からちょっと歩いて目的地のFTC不忘園に到着。フォルクスワーゲンのバンがいい感じ。
中に入って右手がコーヒー豆売り場、正面奥がカロンというカフェになっていました。
不忘園でコーヒー豆を買ったことはなかったので、色々と見ていると、なないろの風という豆を発見。
香りも良さそうだしこれにしようと思ったところ、オリジナルブレンドも発見したのでこの際なのでと思い両方買ってきました。
時間がある場合は焙煎をしてくれるとのこと。酸味と苦味どちらがお好みですかと聞かれたため、苦味よりに焙煎してもらうことにした。
待ってる間にコーヒー一杯サービスしてもらい小一時間のんびり過ごした。お店の中は外とは流れてる時間の速さが全然違う感じがしました。
そして会計。ポイントカード作ってもらいました。有効期限なし。500円毎に1ポイントだそうです。
今回は、
なないろの風100g 515円 x2
オリジナルブレンド 100g 430円 x2
を購入した。
買ってきたコーヒー飲むのが楽しみだな~~と思いつつ、ストックのコーヒーをすする。
約束の地、明治神宮へ
神社といえば鳥居があって、お社があって、お参りとともに神様にお願いごとをして、そのあとにおみくじを引く。
そうした一つの楽しみ方とともに、神社は神様に対してある種の畏敬の念をいだかせ、現代社会と断絶する"場"としての機能も持ち合わせていると思うんですね。
そしてやってきたのは明治神宮。
場所は東京の原宿の一角。原宿はファッションの原点であり、ちょっと歩けばしばしばムーブメントの発祥地となる渋谷がありますね。
そんな場所にある明治神宮は、一歩敷地に踏み入れば-踏み入るというのは失礼な表現かもしれない-世俗と断絶された神秘期的な空気を体感することができます。
参道は森のなかにあるんですね。
この森も様々なエピソードがあるのですが、ここではとても語り尽くすことができないのでまたの機会にでも。
ややしばらく歩くとお社に着きます。この間、1km弱はあると思いますが、考え事をしてると一瞬で着きます。この季節だと、額を流れる汗がその距離を物語ります。
で、お社についてお参りということになるわけですが、私はこういう場合に、何かお願いごとをする代わりに、日常生活がどんな感じかというちょっとした報告と、日頃の感謝をするようにしてるんですね。
これは以前読んだ神様の御用人という本に影響を受けたというのが少しあります。
神様の力は人々の信仰によるもので、人々が信仰しなくなると神様の力もどんどん弱くなってしまうということだそうです。
まぁ、お願いごとばかりされては神様といえども疲れてしまいますよね。
一人くらい感謝述べる人がいてもいいのかもなーと。報連相も大事だっていいますしね!
今回の明治神宮への訪問は全くの偶然であり、元々行こうと決心したものではなかったのですが、やはり、当たり前といえば当たり前ですが、そこに明治神宮はあって、待ってたよと言わんばかりにド~ンとあるわけなんですね。
そうした包容力のようなところにも神社の魅力があると思います。
よくよく考えると、いつでも変わらずそこにあるというのはすごいことですね。(しみじみ)
東京で、現代社会から断絶された非日常的な空気感を味わえて、時間の流れが他とは違うような場所をどこかあげてみてと言われれば、私は間違いなく明治神宮ということになります。
それに、参拝後に明治神宮の敷地を一歩出れば、原宿・表参道・渋谷!がありますしね。観光にももってこいです。
毎月1回は行くかなーというペースで参拝してますが、今回はちょうど月末ということで来月の目標の報告と約束をしてきました。
人と約束するのと神様と約束するのではやはりちょっとした緊張感がありますし、同時にやらなければならないという使命感も生まれますね。人との約束も大事にしないといけないんですけどね!!!
ちなみに、何をお願いしたかは他の人に言わないほうがいいそうです。神様との秘密ですね。
来月もまたがんばろう…
参道を踏みしめ帰路につく。
*この記事は夏に編集したものを再掲したものです。
【無印良品】耐熱ガラス マグカップ買ってきた
ここ数日は涼しい日が続いていますね。
そんなわけで、久しぶりに明治神宮まで歩くかと思い、渋谷駅から代々木公園へと続く坂を登り始めたときでした。
シンプルそして質のよい商品を売っているあのお店が目に飛び込んできたのです。
そう、無印良品ですね!
無印良品 渋谷西武店、それはまさに無印良品のデパート
B1-5Fまで全て無印良品のフロアになっている無印良品 渋谷西武店は、まさに無印良品のデパート。
もちろん、MUJI Laboの取り扱いもあります。
https://www.muji.com/jp/shop/045231
そういえば、コーヒーの記事を書くときに透明なカップがあるとコーヒーの色がわかりやすくなるんだよなと思っていたところ、無印良品ならそういうのありそうだなと思い、早速捜索開始。
そして発見。やっぱり何でもあるんですね。さすが無印良品。
耐熱ガラス マグカップ 約360ml
スペック
- 値段:550円(税込)
- 容量:360ml
- 重量:約100g
- 食洗機対応
- 電子レンジ可
無印良品のネットストアでも購入できます。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337527300
まず、手にとったときその軽さに驚きました。
マグカップということで、ずしりとした重さをイメージしたのですが、全然そんなことはありませんでした。
お店で手にとって思わず、えっ!と言ってしまったほどに。
軽いということで、壊れやすいという側面もあるのかもしれないので、少し取り扱いに気をつけたほうがいいかもしれません。
次にうれしいのが、食洗機対応ということ。
食事に使った食器と一緒に食洗機に入れて洗えるんですよ。これは便利。ちなみに食洗機は持っていません(白目)
ホットもOK(電子レンジ可)
そして、このマグカップは電子レンジ可なんですね。
ということはつまりですよ
ヴイーン…
マグカップに牛乳を入れてチンするだけでホットミルクいけちゃうんですよ。
取っ手は電子レンジで温めても熱くなっていないようでした。
冷たいものもOK
もちろん冷たいものもOKで、アイスコーヒーやカフェオレもいけちゃいますね。
これは便利。レビュー用に透明なカップを探していたら、普段使いにも大活躍できてしまうものが手に入ってしまいました。
ちなみに、このマグカップより一つ小さいモデルに耐熱ガラス ティーカップ 約250mlがあります。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337527263?rec=buySameTime2
紅茶などを楽しみたい場合はこちらがよいかもしれません。
もしかして、マグカップによって飲み物の風味が変わるのでは?
この無印良品の耐熱ガラスマグカップですが、標準のマグカップよりすこし容量が大きい360mlになっているんですね。
一般的なマグカップは250ml~300mlといったところ、これは360mlで結構大きめの容量になっています。
このマグカップでコーヒーを飲んでいるときに、もしかすると、容量が大きいことで、香りが漂う空間が確保されて、味や香りがアップする効果があるのではないかと思いました。
360ml目一杯コーヒーや紅茶を注ぐということはおそらくないと思うんですね。
となると、ワイングラスのように、容量を大きくとることで、香りのための空間を確保するということが一つあるのかなと思うんです。
ワイングラスといえばリーデル(RIEDEL)というイメージがあるので、このマグカップの容量に近いリーデルのグラスを例にすると、350mlのこのグラスや、

リーデル (RIEDEL) オヴァチュア レッドワイン 350ml 2個セット 6408/00
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375mlのこちらなど、

リーデル (RIEDEL) リーデル・オー リースリング/ソーヴィニヨン 375ml 2個セット 414/15
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実際にワインを入れる分より容量が大きく作られています。
こうしたところに、このマグカップの容量が少し大きく作られているという理由の一つがあるのかなと思います。
こうして考えると、コーヒーはどこかワインに通じるところがあるように思います。ワインに合わせてグラスを選んだりしますよね。
コーヒーも同じように、その豆に合わせて容器を選ぶと、同じ豆でも表情が変わってくるのではないかと思います。
コーヒーの世界はやはり奥深いものですね。
夜に聴きたくなるJAZZ-Chet Baker #4
夜に聴きたくなるJAZZと題した記事第4弾の今回紹介するのは、チェット・ベイカーのアルバム”Chet”です。
#1〜#3までずっとジャズピアノの紹介でしたが、今回はトランペットということで、いつもと少し違う雰囲気のJAZZを紹介できればと思います。
Chet Bakerについて
Chet Baker(チェット・ベイカー)は、1929年12月23日アメリカのオクラホマ州イェール生まれのジャズミュージシャンです。
チェット・ベイカーはトランペット奏者であり、ヴォーカリストでもあるため、彼の作品には度々彼が歌う曲が収録されています。
非常にいい声で歌うので、ヴォーカリストとしての魅力もしっかりとあります。
また、アルバムジャケットを見れば一目瞭然ですが、非常にカッコイイですよね。
トランペットの実力はチャーリー・パーカーにも認められるほどのもの。
このチャーリー・パーカーについては今後紹介することがあると思うので、詳しくはそのときにでも。
ちなみに、チャーリー・パーカーは村上春樹作品に度々名前がでてきます。隙あらば村上春樹
このアルバムについて
今回紹介する”Chet”は数ある作品の中でも、私にとって非常にゆかりのあるものとなっています。
まずは、このアルバム収録時のメンバーを確認しましょう。
メンバー
- トランペット:Chet Baker
- フルート:Herbie Mann
- サックス:Pepper Adams
- ピアノ:Bill Evans
- ギター:Kenny Burrel
- ベース:Paul Chambers
- ドラム:Connie Kay
- ドラム:Philly Joe Jones
そうです、このアルバムではピアノはビル・エヴァンスが担当しているのです。
ですが、もちろんメインはチェット・ベイカー。ビル・エヴァンスは終始脇役に徹しています。
それでも感じることのできるビル・エヴァンスの存在感はさすがといったところですね。一曲目のAlone Togetherの十数秒ばかりのピアノの前奏でもしっかりとビル・エヴァンスを感じることができます。
話がそれてしまいましたが、チェット・ベイカーの話に戻ります。
このアルバムの全体の雰囲気としては、哀愁が漂いつつも暖かいような曲のラインナップになっています。
しっとりとした曲が多めで、落ち着いた感じのジャズ・トランペットが聴きたいというときにはぴったりでしょう。
チェット・ベイカーのトランペットの腕前を楽しみながらも、たまに聞こえてくるビル・エヴァンスのピアノ。これは非常に贅沢なアルバムなのではないかと思います。
また、このアルバムは全曲を通してヴォーカル曲なしのラインナップとなっています。
ですので、チェット・ベイカーの歌声が聴きたいという場合は、例えば、アルバム"She Was Too Good to Me"あたりがよいのではないかと思います。
このアルバムにはジャズの定番中の定番である”Autumn Leaves(枯葉)”が収録されているほか、She Was Too Good to Meをはじめとするチェット・ベイカーがヴォーカルをつとめる曲が数多く収録されています。
こちらも非常にオススメな作品となっていますので、よかったら聴いてみてはいかがでしょうか。
次回紹介する作品は候補が色々あってまだ絞りきれてないのですが、もしかするとまたジャズピアノになるかもしれません。
これからもコツコツとやっていきます。
夜に聴きたくなるJAZZ-European Jazz Trio #3
"夜に聴きたくなるJAZZ"と題した記事の第三弾の今回紹介するのは、European Jazz Trio(ヨーロピアンジャズトリオ)のアルバム"Norwegian Wood"です。
European Jazz Trio - Norwegian Wood
European Jazz Trioについて
European Jazz Trioは、オランダのジャズ・ミュージシャン3人で結成されたジャズ・ピアノ・トリオです。
数回のメンバーチェンジを経て、1995年に現在のマーク・ヴァン・ローン(p)、フランス・ホーヴァン(b)、ロイ・ダッカス(ds)からなるジャズトリオとなりました。
私個人の好みの話になりますが、ジャズピアノ大好きなんですね。それは過去の記事でひたすらBill Evansを推していたということの裏付けになるかもしれません。
調べてみたところ、驚いたことに、ピアニストのマークはBill Evansから強く影響を受けたんだそうです。
なーるほど。だからこのアルバムを聞いたときに、なんかすき!と思ったんですねぇ。
このEuropean Jazz Trioですが、クラシック・ミュージカル・日本の歌謡曲・ポップスや、ビートルズ・エリッククラプトンなどのスタンダードソングをジャズアレンジして人気を博しています。
日本のポップスをジャズアレンジしているといえば、Thomas Hardin Trioも有名ですね。
こちらは宇多田ヒカルや桑田佳祐、小田和正、松任谷由実などのジャズアレンジをしています。Amazon Musicにありますので、興味のある方は是非。
このアルバムのオススメポイント
なんといっても聴きやすいということ。難しくなくてちょっと聴こうかなと思ったときにぴったりなんですね。
Bill Evansの作品は非常に優れたものが多い一方で、どうにも難しい部分があるように思うんですね。
一方、この作品は現代風のアレンジがされているため、非常に聴きやすいのです。
寝る前のBGMにはもってこいです。収録されている曲も落ち着いた曲も多く、また有名なナンバーが多いです。もちろん、Autumn Leaves(枯葉)も収録されていますよ。
ですから、これからジャズを聴くだとか、何かジャズのBGMを流したいという需要にマッチした作品になっていると思います。
このアルバムについて思ったこと
このアルバムのタイトルは”Norwegian Wood”で、ノルウェイの森というふうに訳すことができると思います。
ノルウェイの森といえば、村上春樹の作品のタイトルにもありますが、実はこのアルバムにはトワイライトという宮原安春作の短編小説が収録されています。
これまたどこか、村上春樹のエッセンスを感じるような作品なんですね。こちらはどちらかというと詩的な部分が強いようにも感じますけどね。
こうしてみると、マーク⇄Bill Evans、Norwegian Wood⇄ノルウェイの森⇄村上春樹⇄トワイライト。このような図式が出来上がってるじゃん!と、一人で勝手に盛り上がったわけです。
次回は、ジャズピアノから離れた作品を紹介する予定です。紹介したい作品がいっぱいあってどうしようかなと思い始めていますが、コツコツやっていきます。
【猿田彦珈琲】表参道で出会った豆 - PERU "El Palto"
"表参道で出会った豆"と題して猿田彦珈琲の豆を紹介してきたこのシリーズもこの記事をもって一区切りとなります。
今回の豆はPERU "El Palto"です。
パッケージを見る
パッケージはこんな感じです。このパッケージからどこか華やかな香りを感じますね。
テイスト
- LEMON GRASS
- CHERRY
- SILKY TEXTURE
- CLEAN FINISH
猿田彦珈琲のオンラインストアでの取り扱いが終了していたようなので、公式サイトのリンクはありません。
コーヒーも季節の商品ということで、時期によって品代わりするんですね。
テイストの記載を見ると、レモンやチェリーなどフルーティな酸味が想像できますね。
また、シルキーテクスチャやクリーンフィニッシュとあるように、口当たりのよい風味であることが予想されます。
これらの特徴は前回の記事で紹介したKENYA "Kirimara"とキャラクターが対になっていますね。
香りやテイストの記載から、
- フルーティな酸味
- 華やかな香り
- 苦みの少ない
- 口当たりのよい
コーヒーであるということが想像できますね。
コーヒーを淹れる
豆の色は茶色ですね。
ちょっと蒸らします。大体20~30秒くらいですね。個人的には、華やかな香りのコーヒーの場合、蒸らし時間はやや短めにしています。
ドリップ。ドリップポットはタカヒロ 雫です。華やかな香りがふわっと広がってきました。また、コーヒーらしい香ばしさも感じられますね。
コーヒーを飲む
前回の記事で紹介した無印良品の耐熱ガラス マグカップの出番ですね。
色は濃い赤~茶色といった感じです。
第一印象は、やはり香りがすごく華やかなんですね。一口目を飲んだとき、フルーティな酸味がすーっと口の中を走っていくんですね。そのあと、華やかな香りがふわっと口の中に広がります。
二口目を口に含むと、一口目と同様にしてすーっと酸味が走って行くと同時に、その酸味の下でコーヒーらしい香ばしさをしっかりと感じられます。
私が感じたテイストをどうにか図示するとこんな感じになると思います。かまぼこを上下反転したような感じですね。
要するに、舌に多く触れる部分では香ばしさを感じて、口の上に近い部分ではフルーティな酸味がすーっと走っていくようなイメージです。(必死)
このコーヒーは、時間が経つにつれて香りが変わっていくので、お菓子を食べながらゆっくり飲むとその変化を楽しむことができると思います。
El Paltoに思いを馳せる
まず、このコーヒーを飲んだときに感じたことは、エチオピアの豆にテイストが似ているなということです。
ここで、ペルーの地理を確認してみます。
ペルーの近くにエチオピアはないんですね。 ペルーは南アメリカ大陸で、エチオピアはアフリカ大陸にあるため、隣国というにはかなり距離が離れていますね。
しかし、調べてみるとペルーで栽培されている豆はアラビカ種であるとのこと。
アラビカ種はエチオピア原産の豆であるため、その辺りでテイストが似ていると感じたのかもしれません。
また、ペルーはコロンビアやブラジル、ボリビアなどコーヒーに強い国に囲まれているため、非常に質の良いコーヒーが作られています。
そのため、エチオピアの豆の風味を高いレベルで再現しつつ、さらにそこに磨をかけたものが、"El Plato"なのかなと想像しています。
公式サイトでまた取り扱いをするようになったら答え合わせをしてみたいと思います。
夜に聴きたくなるJAZZ-Bill Evans #2
この記事は"夜に聴きたくなるJAZZ"と題した記事の第二弾となります。
第二弾といっても、またもやBill Evansのアルバムになるんですよね。
Bill Evansからのお別れの挨拶?
今回紹介するのはBill Evansの"I Will Say Goodbye"というアルバムです。
このアルバムは前回の記事で紹介した"Consecration"のアルバムと同じく、Bill Evansの晩年に収録されたものなんですね。
ただし、本作はConsecrationのように命を燃やすかのように演奏しているわけではなく、むしろしっとりと演奏しています。
このアルバムの一曲目はアルバムタイトルと同じ"I Will Say Goodbye"になっています。
どうもこの曲を聞くと、心が揺さぶられるような感じがするんですね。何かこう、寂しさというか、暖かさもありつつもそれがどこかへ行ってしまうような感覚ですね。
もしかしたら、もうそこにはすでにいないのかも...そんな感じもします。
アルバムジャケットも、車がどこか遠くへ行ってしまうかのようなイラストになっていますね。
実際、Bill Evans晩年の作品ということもあり、Bill Evansからのお別れの言葉のようなそんな感じのタイトルになっているのかもしれませんね。
この曲の次の曲は"Dolphin Dance"になっています。
村上春樹作品をかじり始めた私にとっては、"Dolphin"という単語だけでおっとなるのですが、"I Will Say Goodbye"を聞いた後にこの曲を聞くと、そうそう、これもBill Evansの魅力なんだよなって感じの軽快で楽しげな世界に浸ることができますね。
そして、3曲目の"Seascape"でまたしっとりとした感じになります。
どれだけ心を揺さぶれば気が済むんだろう...
これもBill Evansの魅力ですね。
グラミー賞受賞・Bill Evans作品の名作中の名作
このアルバムは全体を通して静寂の中に情熱があるような曲で構成されています。
しっとりとともに陽気な曲を楽しめるこのアルバムは、Bill Evansのアルバムの中でも頭一つ抜けた名作といってもいいのではないでしょうか。
ちなみに、このアルバムはグラミー賞を受賞しています。
やはり、いいアルバムだと評価されたものだったんですネ。
家でもアリ、でもBarもいいかも
Barなんかで聞いてみたいなぁって思います。。。
レコードで聞くことができたら最高でしょうなぁ...
このアルバムはAmazon Prime特典になっているので、Prime会員の方は是非聞いてみてくださいね。
Bill Evans作品にこれから触れてみるという方や、Bill Evansは知っているけどこの作品はまだ聞いてなかったという方にもオススメです。