週末に開くお店のようなもの

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約束の地、明治神宮へ


神社といえば鳥居があって、お社があって、お参りとともに神様にお願いごとをして、そのあとにおみくじを引く。

 

そうした一つの楽しみ方とともに、神社は神様に対してある種の畏敬の念をいだかせ、現代社会と断絶する"場"としての機能も持ち合わせていると思うんですね。

 

そしてやってきたのは明治神宮。

場所は東京の原宿の一角。原宿はファッションの原点であり、ちょっと歩けばしばしばムーブメントの発祥地となる渋谷がありますね。

 

そんな場所にある明治神宮は、一歩敷地に踏み入れば-踏み入るというのは失礼な表現かもしれない-世俗と断絶された神秘期的な空気を体感することができます。

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参道は森のなかにあるんですね。

この森も様々なエピソードがあるのですが、ここではとても語り尽くすことができないのでまたの機会にでも。

 

ややしばらく歩くとお社に着きます。この間、1km弱はあると思いますが、考え事をしてると一瞬で着きます。この季節だと、額を流れる汗がその距離を物語ります。

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で、お社についてお参りということになるわけですが、私はこういう場合に、何かお願いごとをする代わりに、日常生活がどんな感じかというちょっとした報告と、日頃の感謝をするようにしてるんですね。

 

これは以前読んだ神様の御用人という本に影響を受けたというのが少しあります。

神様の御用人 (メディアワークス文庫)

神様の御用人 (メディアワークス文庫)

 

 

神様の力は人々の信仰によるもので、人々が信仰しなくなると神様の力もどんどん弱くなってしまうということだそうです。

 

まぁ、お願いごとばかりされては神様といえども疲れてしまいますよね。

 

一人くらい感謝述べる人がいてもいいのかもなーと。報連相も大事だっていいますしね!

 

今回の明治神宮への訪問は全くの偶然であり、元々行こうと決心したものではなかったのですが、やはり、当たり前といえば当たり前ですが、そこに明治神宮はあって、待ってたよと言わんばかりにド~ンとあるわけなんですね。

 

そうした包容力のようなところにも神社の魅力があると思います。

 

よくよく考えると、いつでも変わらずそこにあるというのはすごいことですね。(しみじみ)

 

東京で、現代社会から断絶された非日常的な空気感を味わえて、時間の流れが他とは違うような場所をどこかあげてみてと言われれば、私は間違いなく明治神宮ということになります。

 

それに、参拝後に明治神宮の敷地を一歩出れば、原宿・表参道・渋谷!がありますしね。観光にももってこいです。

 

毎月1回は行くかなーというペースで参拝してますが、今回はちょうど月末ということで来月の目標の報告と約束をしてきました。

 

人と約束するのと神様と約束するのではやはりちょっとした緊張感がありますし、同時にやらなければならないという使命感も生まれますね。人との約束も大事にしないといけないんですけどね!!!

 

ちなみに、何をお願いしたかは他の人に言わないほうがいいそうです。神様との秘密ですね。

 

来月もまたがんばろう…

参道を踏みしめ帰路につく。

 

*この記事は夏に編集したものを再掲したものです。